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東京の「通勤地獄」、香港の裏通り カメラがのぞいた大都市生活の実態
http://www.cnn.co.jp/showbiz/35090478.html
「東京コンプレッション」より

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――空間のテーマは「東京コンプレッション」でも扱っていた。
「東京の電車と香港の住宅に共通するのは、何人もの人がとても狭い空間に押し込まれているという点。
どちらもひどい状況だ。ラッシュアワーの満員電車には、2~3分ごとにさらに乗客が押し込まれる。
私が撮影したのは、その結果向こう側の、すでに車内にいる乗客がどうなるかというところだ。
人が次々と押し込まれ、乗客は背後の壁に押し付けられる。
缶詰のいわしのようにぎゅうぎゅう詰めの、悲惨な生活だ。
これは尊厳ある生活とはいえない。地獄の乗り物をのぞいているようだ」

――東京はほかの国際都市とどこが違うか。
「東京の通勤ラッシュはどんな都市よりも激しい。世界にはもっとまっとうに計画された都市がある。
家賃が統制され、都市計画が立てられ、建物の高さも制限されている。問題なのは、一部の国際都市は、
そこに住む人々よりも都市の発展のほうを重視しているということだ。
私から見ると、東京ではだれもが貪欲過ぎて、その貪欲さが庶民に及ぼす影響など構っていない。
これが結局自分たちにはねかえってくるのだろう。発展はプラスにもなり得るが、適切な方法をとる必要がある」

――通勤客を撮影するにあたって、どんな感情をとらえたいと考えたのか。
「作品を見る人には、『こんな生活で生きるかいがあるだろうか』と思いをめぐらせてもらいたい」

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