1:名無しさん@涙目です。(dion軍):2011/11/09(水) 15:00:45.89 ID:kPud2QZ10●
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いかに生きるか答え見つけて…『武士道』の解説書を出版

 東京都町田市在住の東京国際大学非常勤講師大森恵子さんが、「武士道」の解説書を出版した。タイトルは「高校生が読んでいる『武士道』」(角川書店)。
 都内の進学校である開成高校で、大森さんの著書「新渡戸稲造・武士道を読む」(開成会刊行)を国語の教材として活用し、生徒の間で評判がいいことから、大森さんは「もっと多くの若者に読んでもらいたい」と、解説書の出版を決めた。

 「武士道」は1899年、新渡戸稲造が英語で執筆し、欧米でベストセラーとなった。
大森さんによると、新渡戸の執筆動機は、「宗教教育のない日本で、どうして道徳を教えているのか」というヨーロッパ人の素朴な質問に応えることだった。

 新渡戸は著書で、日本人の精神を形成する基になっている武士道の徳目と、欧米の賢人たちが語っている精神倫理には、多くの共通点があることを指摘。互いに理解し得るという強いメッセージを伝えたかったという。

 例えば、武士道の「義」について、孟子の「義は人の路(みち)なり」と、イエス・キリストの「我は道を見失った者が見出すべき義の道そのものである」という言葉の類似性を示している。

 「勇」では、上杉謙信が、塩の供給を断たれた武田信玄に塩を送ったエピソードを引き合いに出し、ニーチェの「あなたの敵を誇りとせよ」という言葉は、武士の心情をよく表していると述べている。

 「武士道」の中には、聖書はもとより、ゲーテ、シェークスピアなど300人以上の古今東西の人々の作品、思想が引用されているという。 「武士道が日本 人の心の奥底において、確かな道徳規範、思考回路の根本であることに気づかされた」。大森さんの著書には、武士道を読んだ開成高校の生徒たちのコメントも 紹介されている。

 大森さんは「何のために生きるか、いかに生きるかという人間としての根源的な問いの答えを、若者は『武士道』を読んで、見つけてほしい」と著書に記した。「高校生が読んでいる『武士道』」は新書判、250ページ。724円(税別)。(2011年11月9日 読売新聞)

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